ご近所トラブルに発展する可能性
うちの外壁塗装と屋根工事を決めたきっかけは、まさかの「ご近所トラブル」でした。ある日、隣の奥さんから声をかけられたんです。「お宅の壁、雨のあとに水しぶきがこっちまで飛んできてるみたいよ」って。最初は意味がわからなかったんですが、実際に雨の日に見に行ってみると、外壁の一部がひび割れていて、そこから雨水が跳ねていたんです。
正直、最初は恥ずかしさでいっぱいでした。築10年を過ぎていて、見た目はそれほど古びていないと思っていたのですが、実際には目に見えない劣化が進んでいたようです。それからはもう、気になってしょうがなくなってしまい、自宅周辺をぐるりとチェック。屋根の一部にも色ムラや剥がれが出ていて、これはもう専門家に見てもらわないとダメだと思いました。
さっそくネットで検索し、3社に現地調査を依頼。それぞれの業者に屋根と外壁の状態を診てもらったのですが、ある業者の説明がとても丁寧で、素人にもわかるように写真とともに劣化の原因と必要な施工内容を教えてくれたんです。他社と比べて金額は平均的でしたが、信頼できると感じてそのままお願いすることにしました。
仕上がった外壁は、新築当初よりも鮮やかで明るく、選んだグレージュの色が周囲の家とも調和していて、非常に満足のできる状態です。
振り返ってみると、きっかけは少し気まずいものでしたが、外壁塗装と屋根工事を通じて住まいの価値を守れたと思います。そして何より、以前より家に帰るのが楽しくなりました。住宅の外観は、見た目以上に心の満足度に影響するのだと実感しています。