今度は答えてよ

今度は答えてよ

子育てをしている時はそうではなかったのだけど、夫が会社を定年退職して家でゴロゴロするようになってから、御近所さんと仲良くなった。御近所の主婦仲間との日課は裏山に登ること、山と言っても幼い子供でも登ることが出来、御近所さんと頂上で寛いでいると、近所の保育園の子供達が山を登って来た。
近所の保育園には私の孫も通っている、もしかしたらいるかもしれないと思い探してみると、いた、誰よりも可愛いのが私の孫。
園児の1人が「僕のお家(うち)が見える」、すると先生が「A君のお家はどれ?」
A君、「僕のお家は青色の屋根」
すろと、「先生、A君のお家を見付けた」
A君は私の孫と仲が良く、私の家に遊びに来たことがある。
すると、他の園児が「僕のお家も見える」
先生、「B君のお家はどれ?」
B君、「僕のお家は黄色の屋根」
すると、「先生、B君のお家を見付けた」
他の園児1、「私もB君のお家を見付けた」
他の園児2、「本当だ、B君のお家の屋根、黄色だ、可愛い」
すると、先生は私の孫に「C君のお家はどこ?」
私の孫、「僕のお家はアソコ」
他の園児、「アソコってどこ?」
私、「アレだよ」
他の園児、「アレってどこ?」
御近所の主婦仲間、「貴方の孫、アホなの?」
私、「失礼ね、アホじゃないわよ」
先生、「C君のお家の屋根は何色?」
孫、「・・・」
他の園児1、「ねえ、C君、屋根は何色なの?」
孫、「・・・」
他の園児2、「早く教えてよ」
祖母としては、自分の孫が友達から責められているようで辛い、駆け寄って孫を責めるガキ共をコツイてやろうかと思うのだが、それは大人気ない。
御近所の主婦仲間、「ところで、貴方の家の屋根は何色なの?」
私、「何色って、見えないの?」
御近所の主婦仲間1、「見えるけど・・・」
御近所の主婦仲間2,「・・・」
私、「緑色よ、夫が庭いじりが好きで木と同じ色にしたのだから」
御近所の主婦仲間1と御近所の主婦仲間2は2人揃って,「あれが緑色??」。
何も答えないのはマズイ、何色でも良いから答えてと思っていると、屋根の色を答えられない孫は泣き出してしまった。
私も主婦仲間も老眼なため、家に帰って屋根を見てみると、緑色だった屋根は経年劣化により緑・黒・紺・赤・黄などを混ぜた独特な色をしていた。
あったことを主人に話すと、さっそく屋根を塗装してくれた。
御近所の主婦仲間と日課の裏山に登ると、「ずいぶん派手な屋根になったわね」
私、「「良いのよ、孫が喜んでいるのだから」
業者さんに塗ってもらったのは赤色の塗料、光沢のある塗料で塗ってもらったため、私の家の屋根が一番輝いている、そこに住む私の孫が一番可愛い。

 

 

 

宮崎の外壁塗装

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