母からのお願い
築30年を迎えた実家の外壁と屋根の塗装をお願いしたのは、母からの一言がきっかけでした。「この前の大雨で天井にシミができたの。ちょっと見てくれない?」そう言われて帰省したとき、確かに天井の一角に茶色いシミが浮かんでいて、これは放っておけないと思いました。
最初は屋根の修理だけを考えていたのですが、業者の方に来てもらい調査をお願いしたところ、外壁にも細かなひび割れや塗膜のはがれが目立ち始めているとのこと。長年の風雨や紫外線でじわじわと傷んでいたようです。どうせ足場を組むなら外壁も一緒にやってしまったほうが効率的ですよ、という説明に納得して、屋根と外壁の同時施工を決めました。
母が高齢で、これから大きな修繕を繰り返すのは大変だと感じていたため、今回は耐久性の高い塗料を選ぶことにしました。料金は少し高めでしたが、今後のメンテナンスの手間を考えると妥当だと感じます。工期はおよそ3週間ほど。母は最初こそ騒音を心配していましたが、職人さんが礼儀正しくこまめに作業内容を説明してくれたので、安心して任せることができたようです。
屋根は見違えるようにツヤが出て、外壁も柔らかなアイボリーカラーに仕上がり、全体的に明るく若々しい印象になりました。アイボリーカラーを選んだのは母です。今までの屋根は少し派手な色だったので、今回は落ち着いた色を選びたかったとのこと。仕上がりは非常によく、母も非常に喜んでくれたので私も大満足です。